塗りつぶしのスタイル

グラフを描画する際に,そのつど描画スタイルを指定するのは面倒です. そこでgnuplotにはデフォルトの描画スタイルを設定するコマンドが用意されています.
ここではgnuplotでグラフの塗りつぶしのスタイルを設定する方法を紹介します.


塗りつぶしのスタイルを設定する

塗りつぶしのスタイルを設定するには set style fill コマンドを使用します. なお,set style fill コマンドは boxes, histograms, candlesticks, filledcurves でのグラフの描画の際に使用します.

set style fill の書式

set style fill {empty
     | {transparent} solid {<density>}
     | {transparent} pattern {<n>}}
    {border {<colorspec>} | noborder}

solid オプションが指定された場合,線種と同じ色で塗りつぶしが行われます. 引数 <density> は塗りつぶし色の輝度値です.(0.0から1.0までの数値で指定)

pattern オプションが指定された場合,出力ドライバによって与えられるパターンでの塗りつぶしが行われます. なお,利用可能な塗りつぶしパターンの種類と数は出力ドライバに依存します.

border <colorspec> で境界の線分の色を変更することができます. noborder オプションを指定すると境界の線分が表示されなくなります.

gnuplot> set style fill solid 1 border 1
gnuplot> plot sin(x) with boxes

出力

グラフの塗りつぶしの描画スタイルを設定した結果

塗りつぶしのスタイルを初期化する

set style fill コマンドで設定した描画スタイルをデフォルトに戻すには unset style fill コマンドを使用します.

書式

unset style fill

塗りつぶしのスタイルの状態を表示する

塗りつぶしのスタイルがどのように設定されているかを確認するには show style fill コマンドを使用します.

書式

show style fill

gnuplot> set style fill solid 1.0 # 塗りつぶし描画スタイルを変更
gnuplot> show style fill

出力

Fill style is solid colour with density 1.000000 with border