拡大・縮小

ここでは gnuplot でプロットしたグラフを拡大・縮小するコマンドを紹介します.


グラフを拡大・縮小する

グラフを拡大・縮小するには set size コマンドを使用します. set size コマンドを使用した拡大・縮小には拡大係数を指定して行う方法と,アスペクト比を指定して行う方法があります.

拡大係数を指定してグラフを拡大・縮小する

拡大係数を指定してグラフを拡大・縮小するには set size コマンドを以下の書式で使用します.

set size <x方向の倍率>,<y方向の倍率>

倍率の省略時にはデフォルト値 (1,1) が使用されます.

gnuplot> set size 0.2,0.2
gnuplot> plot x

出力

拡大係数を指定してグラフを拡大・縮小した結果

アスペクト比を指定してグラフを拡大・縮小する

アスペクト比を指定してグラフを拡大・縮小するには set size コマンドに ratio オプションを指定します.

set size {ratio <比> | noratio} {<x方向の倍率>,<y方向の倍率>}

<比> には x 方向の長さに対する y 方向の長さの比を指定します.
デフォルトのアスペクト比に戻したい場合は noratio オプションを使用します.

拡大係数を指定すると,x 方向と y 方向の大きさを変更してから,その範囲内でのグラフのアスペクト比を変更することができます.

gnuplot> set size ratio 0.5 0.45
gnuplot> plot x

出力

アスペクト比を指定してグラフを拡大・縮小した結果

グラフの縦横比を1:1にする

グラフの縦横比を 1:1 にするには set size コマンドに square オプションを指定します.

set size {no}square

また,square オプションを使用する代わりに ratio 1 を指定してもグラフの縦横比を 1:1 にすることができます. グラフをデフォルトのアスペクト比に戻したい場合は nosquare オプションを使用します.

gnuplot> set size ratio 0.5 0.45
gnuplot> plot x

出力

グラフの縦横比を1:1にした結果

拡大・縮小の設定を表示する

グラフの拡大・縮小がどのように設定されているかを確認するには show size コマンドを使用します.

書式

show size

gnuplot> set size nosquare 0.5,1 # 拡大・縮小設定
gnuplot> show size

出力

size is scaled by 0.5,1
No attempt to control aspect ratio