凡例

gnuplot はデフォルトで描画された曲線の凡例が表示されるように設定されています. ここでは グラフの凡例を設定する方法を紹介します.


凡例を設定する

凡例を設定するには set key コマンドを使用します.

凡例の位置を変更する

凡例の位置を変更するには set key コマンドを以下の書式で使用します.

set key <x>,{<y>}
set key <オプション>

<x>,<y> には凡例を表示する座標を数値で指定します.
また,座標を数値ではなく,オプションで指定することも可能です.指定可能なオプションは以下の通りです.

オプション意味
left左側に表示
right右側に表示
top上側に表示
bottom下側に表示
outside図の右側の外に表示
below図の下側の外に表示

gnuplot> set key left top # 凡例の表示位置を左上に設定
gnuplot> plot x, 10*sin(x)

出力

凡例の位置を変更した結果

凡例を枠で囲む

凡例を枠で囲むには set key コマンドに box オプションを指定します.

set key {{no}box {{linetype | lt <線種>}
      {linewidth | lw <線分の太さ>}
    | {linestyle | ls <スタイル>}}}

単純に凡例を枠で囲みたい場合は,set key box のように指定するだけでOKです. オプションを指定することで枠の線種を変更することが出来ます.

linetype オプションは枠の線種を変更したい場合に指定します. 引数の <線種> にはデフォルトのラインスタイルのリストの番号を指定します. linetype は短縮して lt と書くことが可能です.

linewidth オプションは枠の線の太さを変更したい場合に指定します. 引数の <線分の太さ> にはデフォルトの幅の倍数を指定します. linewidth は短縮して lw と書くことが可能です.

linestyle オプションは set style line コマンドで事前に設定しておいた線のスタイルを枠に適応したい場合に使用します. linestyle は短縮して ls と書くことが可能です.

gnuplot> set key box lt 3 lw 5 # 凡例を枠で囲む
gnuplot> plot x, 10*sin(x)

出力

凡例を枠で囲んだ結果

凡例にタイトルをつける

凡例にタイトルをつけるには set key コマンドに title オプションを指定します.

set key title "<タイトル>"

gnuplot> set key title 'Order'
gnuplot> plot x, x*x

出力

凡例にタイトルをつけた結果

凡例を非表示にする

前述のとおり gnuplot はデフォルトで凡例が表示されるようにが設定されています. 凡例を非表示にするには unset key コマンドを使用します.

書式

unset key

gnuplot> unset key # 凡例を表示しない
gnuplot> plot x,10*sin(x)

出力

凡例を非表示にした結果

凡例の状態を表示する

ラベルの状態を表示するには show title コマンドを使用します.

書式

show key

gnuplot> unset key # 凡例を非表示
gnuplot> show key

出力

key is OFF